2008年8月28日木曜日

のたです。

最近涼しく過ごしやすい日が続いていますね。
関東では毎日のように雨が降っているにもかかわらず、
四国地方は渇水に頭を悩ませているようで・・・心配ですね。


さて、今日は週に1回のミーティングの日です☆
先週と同様、後半部分ではメンバーでビデオ鑑賞をしました。

ビデオの内容は、今年の春先に放送された「情熱大陸」。
このブログでも何度か登場している、マザーハウスの山口絵理子さんの回です。

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大学時代、国際援助に興味を持っていた山口さん・・・

彼女は国際機関でインターンを経験しましたが、
そこでのデスクワーク中心の支援の仕方に疑問を持ち、
”生の現場”と向き合うことを求めて単身バングラデシュへ渡りました。

現地では大学院に通ったのち、
バングラデシュ特産のジュード生地を使ったバッグを生産し
日本で販売する、マザーハウスという会社を設立。

スタートは、治安の悪い地区にある小さな工場。
彼女自身、危ない目に何度もあったそうです。

会社設立から1年半経った現在(08年3月放送時)でも、
縫製所の突然の停電、従業員の仕事が遅い、
頼んだはずのバッグ素材が、なぜか半分しかできていない・・・
トラブルが起きるのは日常茶飯事。

そんな決して恵まれてるとはいえない環境の中で、山口さんは

バングラデシュでは日本の何十倍も時間をかけて当たり前。
取引先とのトラブルは、自分で直接交渉して解決する。
第三者の情報は信じない。自分の目で見、耳で聞いて確かめる。

などの、彼女なりのスタンスを持って活動されてきました。

これだけの寛大さと忍耐強さをもち、
異国の地で積極的に活動するのはとても難しいことではないでしょうか?
ドキュメンタリー全体を通して、本当に素晴らしい方だと思いました。


また、
番組の中で、型紙職人の方が
「お金のためではなく、社長(山口さん)が好きだからここで働いています」
と発言したこと。

山口さん自身が、工場について
「最初は4人で始めたのに、30人になったんですよ」
と本当に嬉しそうに語ったこと。

私には、これらの2つがとても印象に残りました。

山口さんとマザーハウスは、バングラデシュの人々と一緒に成長しています。
単なる無償の援助ではなく、ビジネスによる継続可能な援助を
目指して活動しています。
ありきたりな言葉になりますが、これは本当に素晴らしいことだと思います。

ただ、何より会社で働く人たちが、自分の居場所と成長に喜びを
もつことができるのは、
社会の一員として、それよりももっと素晴らしいことだとも思うのです。


情熱大陸のこの回の視聴率は、いまだに歴代トップを誇っているそうです。
20代半ばのたった1人の女性のストーリーが、
日本国内で本当に多くの反響をよんでいるんですよ!!すごいですよね。

まずは、国際協力に直接携われるようになることが第一ですが、
いつの日か、私も少しでも他の人の考え方に影響を
与えられるような”何か”を成し遂げたいです。


長くなりましたが、以上です。
それでは、次の人お願いしますね!

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