3年のしょうじです。
突然ですが、僕は高校まで部活動でテニスをしていました。
まあソフトテニスなんですけどねww
なので、男子テニスの錦織選手が全米OPでベスト16になったのを
聞いたときは本当に嬉しかったです。
また彼の戦う姿から見習うことも多くありました。
特に、自分に対して厳しく、常に上を目指す向上心を持っているところ。
僕も見習いたいものです。
さて、今回は「進化する国際協力NPO~アジア・市民・エンパワーメント~」
という本を紹介したいと思います。
この本は、設立当初からのシャプラニールの活動の変遷を記したもので、
シャプラニールにより編集されています。
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1972年、シャプラニールが活動を開始した当時は、
NGOとよばれる団体も少なく社会にも認知されていない状況でした。
しかし、今では、社会的にも認知され、
行政や企業に伍する程になっています。
では、何故NPOはそこまでの影響力を持つようになったのか?
その背景には、シャプラニールの掲げる「市民による海外協力」
というスローガンが大きく関係しています。
つまり、行政等が行う一方的な援助ではなく、
市民を巻き込んで活動する。
そして、お互いが学びあう中で「共生」していこうという姿勢を持ちつつ、
当事者自らが主体的に社会を変えていくことを活動の原則に据えているのです。
富めるものから貧しいものへ。
それが従来の援助の考え方として一般的でしたが、
市民レベルで「共生」という意識を定着させることで、
「依存」した社会ではなく、「自立」した社会の実現が目指されるようになったのです。
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刻々と社会状況が変化するなかにおける「国際NPOの役割」
その時代において「国際NPOが果たすべき使命」
そのような議論が行われた過程や
実際に行ってきた活動について、詳しく記されています。
この本を読めば、一団体の歴史を知るだけでなく、
NPOの活動に対する理解を深めることにもなると思います。
今日はこのへんで。
それでは次の更新をお楽しみに!
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