2008年8月24日日曜日


こんにちわ☆1年のゆりえです♪


暑かった夏も終盤でしょうか??涼しくなってきましたね~

いきなりの涼しさに風邪をひいてしまいました。。。

だるいですが、バイト6連勤なので、ばててる時間ありません笑

今回は、『グラミン銀行を知っていますか』の書評をしたいと思います!!


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『グラミン銀行を知っていますか~貧困女性の開発と自立支援』 坪井 ひろみ著 東洋経済新報社


彼女は、貧困緩和の理論モデルを検証するより、現場での成功から学ぶ方が、意味があると感じていた。そこで、マイクロクレジットの生みの親であるグラミン銀行があるバングラデッシュへ直接行き、村や都市に住む1000人以上もの貧しい女性たちの経験を綴ったものです。

この本は、グラミン銀行総裁でもある、ムハマドユヌス博士も推薦している本です。


貧しい女性たちが、マイクロクレジットをうまく活用しながら、どのように生活レベルを高めているかを具体例を挙げながら示しています。同時に彼女たちのできることや、なれることの実現可能性を高めるという点から、グラミン銀行の役割や仕組みも述べています。


たとえば、ケニアのメアリーさん

5人のこどもたちがいたが、夫が去り、実家にも援助が断られたため、別の町に移り住んだ。家賃と食費を稼ぐため、書くな仕事に就き、苦労を重ねた。ニャンド女性グループの研修を受け、一年後に4ドルの貸付を受け、道端でチャパティと紅茶を打った。その後商売がうまくいき、キオスクも建て、家賃、食料、そしてこどもたちの授業料も払っている。現在では三人の従業員をやっとっており、実現不可能だと思っていた将来を夢見るようになった。

このように、たくさんの国の女性の例があげられており、多くの女性が、今まで見ることだできなかった夢を見ることができている。


またグラミン銀行は貧しい女性たちを、社会開発・人間開発へと促すシステムを開発しています。


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ゆうりも書いていましたが、私はこの部分にとても驚きを覚えました。

「娘を育てることは隣の家の木に水をやるようなもの」これは、娘は結婚して家を出るので娘に投資するのは無駄であり、また娘から家族への貢献も期待していないという意味です。


日本でも、女性の権利は叫ばれていますが、この状況を見たら、なんてことないですね。。。さまざまな経験をさせてもらっている両親や、社会保障がしっかりしている、日本へ感謝の気持ちでいっぱいになります。同時にこの国の女性の権利はどうにかしないといけないなと感じました。


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次回の担当は、あっこさんです!!

よろしくです^^




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