2009年1月21日水曜日

ブログ移行のお知らせ

お久しぶりです。
しもんです。

帰国後に更新が滞り、ご心配をおかけいたしました。申し訳ありません。
この間当スタディーツアーブログの移行作業を進めておりました。

「バングラデシュ子ども写真プロジェクト」
http://banglaphoto.jugem.jp/


スタディーツアーのアウトプットとして、ブログ内でも何度か登場した、「写真展プロジェクト」を行います。
期間中にスタディーツアーの報告会も行いますので、是非ご来場ください。

今後ともアイセック立教大学委員会をよろしくお願いいたします。

2008年11月10日月曜日

11月2日 エクマットラ

ゆうりです。
11月2日は、“エクマットラ”というNPOを訪問。
代表が渡辺大樹さんという日本人の方で、
写真展プロジェクトに協力していただきました。

エクマットラとは、
格差の大きいバングラデシュで一般市民には責任感を持ってもらい、
また底辺に住む人々には機会や情報を提供しすることで、
みんなが共有できる“一本の線”の構築を目指したNPOです。
主にストリートチルドレン支援活動と映画制作を行っています。
HP→http://www.ekmattra.org/japanese/index.html
渡辺さんのインタビュー→http://www.ekokoro.jp/world/interview/001_watanabe/



朝のうちにゲストハウスを出発し、まずはストリートチルドレンを集めて行っている青空教室へ。
子ども達にカメラの使い方を説明し、撮影がスタート。
みんなとても嬉しそうにシャッターを切っていきます。

午後からは、エクマットラのシェルターホームにお邪魔しました。
シェルターホームとは、青空教室で意欲がある子どもをピックアップして共同生活をする場所。
まずは子どもたちと自己紹介をして、カメラの使い方を説明。
シェルターホームの子どもたちは、登校途中などを撮ってくれるとのことで、ここでは撮影は行わず、
みんなと一緒に空き地に行って、クリケットやはないちもんめをやりました!
大学生12人が小学校時代に戻って走り回りました!

お別れの時には、SMAPの「世界にひとつだけの花」、ゆずの「また会える日まで」を歌ってくれました。
とっっても上手で、『こんなに良い歌だったっけ?』と思うほど心に響きました。


渡辺さんの熱意、
子どもたちのキラキラした瞳、笑顔に感動しっぱなしの一日でした。
写真の現像が待ちきれません!

また必ず訪問しようと思っています。
渡辺さん、スタッフの方々、子どもたち。 貴重な体験を本当にありがとうございました!

2008年11月9日日曜日

10月27日

香港3日目です。

大半の女の子がディズニーランドへ出かけた中、
私は観光組(そんぴゅんさん・しもんさん・ゆうり)に入りました。
香港の街・人びとの中に入り込むということがしたかったからです。

記憶が曖昧ですが覚えている限りで書いてみます。

9:00  重慶大厦(チョンキンマンション)を出発
9:20  尖沙咀内の「マカオなんたら」のヌードルとトーストが朝食
11:00 フェリーで香港島へ
11:45 IFCモール(International Finance Center Mall)をウロウロ
    ハーゲンダッツ食べる
12:30 タクシーで街中の大きなショッピングモールへ
    ゆうりがお父さんへのお財布購入
13:00 タクシーで蘭桂坊へ
    ノーホー→ソーホーへと歩く
    アートギャラリーやレトロなアンティークショップ、骨董品屋さんが沢山
14:30 バルコニーのある地中海料理屋さんでランチ
    みんな疲れていたのでまったり
15:30 中環(セントラル)駅に向かって歩く
    本屋さんなどに寄り道
16:30 電車で尖沙咀に戻る
17:00 スイーツで有名な飲茶屋さんへ
    最後まで香港の食を満喫
18:30 バスで空港へ
22:30すぎ 香港発、ダッカへ   

10月28日

バングラデシュ1日目

・shopping

夜中の1時ころ、ジア国際空港に到着しました。
空港がとても簡素なのにびっくりしました。

空港には夜中にも関わらず@erが迎えに来てくれました。

空港にはたくさんのストチルがいて、
私は、覚悟をしていったのですが
涙がとまらなくて、いろいろ考えてしまいました。。。


ゲストハウスで一晩寝て、
お昼ころから
Arongやボシュンドラシティでサロワカミューズを買いました!!

こんなに簡単に書いていますが、
日本の女は買い物が大好きで、長いという
イメージをもたれたことでしょう・・・笑

でも、どのサロワカもかわいくて、たくさんあって
悩んでしまいました!!!
刺繍がすごくこってるんです!色あざやかだし!!

移動中のマイクロバスでは、
10人乗りのバスに17人も乗っていて
カオスでした。

@erが文句も言わずずっと付き添ってくれていたので
とても楽しい時間を過ごせました!!

11月5日 スタツア最終日 JICA訪問など

そんぴゅんです。

スタツア最終日の11月5日は終日、
日本の政府系援助機関であるJICAのプロジェクトを見学しました。

今回見学したプロジェクトは、
『バングラデシュ母性保護サービス強化プロジェクト』というもので、
簡単に言うと、妊産婦の死亡率や新生児死亡率などの改善を目指すものです。

首都ダッカから2時間ほど離れた農村部を訪問し、
JICAとCARE(国際的に有名な開発系NGO)の合同による活動を見学しました。

バングラデシュでは、ショミティという20名程度のグループを構成して、
農村の人々が自分たちの問題を話し合って、解決を目指す活動が広く存在していて、
今回訪れた2つの集落でも、このショミティのミーティングにお邪魔しました。

一つめに訪れた集落のショミティでは、メンバーが毎月10タカ(≒30円)を出し合い、
現在のところ2020タカ(≒3030円)のお金が溜まっていて、
この資金を元に、出産に関わる緊急事態が村で起こった際に、搬送などの対応をしているそうです。

こうしたショミティの中には、
大きな資金を作って、搬送用のリキシャなどを所有するところもあるらしく、
「援助慣れした国」と言われることの多いバングラデシュでも、
村人たちの主体的かつ相互扶助的な活動について知り、勉強になりました。

さて、2つめに訪れたショミティは、実はまだ発足前のショミティで、
村の主に男性たちが集まり、そうしたグループを作るべきか、話し合っていました。
1つめのショミティでは、男性が代表ではありましたが、女性の発言力が強かったので、
村によって差があるんだなと感じる出来事でした。

JICAのスタッフの方によると、
車でほんの10分程度離れただけでも、進歩的な村、保守的な村など、様々だそうです。

その後は、末端で医療にあたる診療所を2箇所訪問したのですが、
いずれも、日本の医療機関と比べるまでもなく、非常に設備に乏しいもので、
頭では事前に理解できていたことですが、最貧国であることを感じさせ、ショックでした。

診療所で受けた説明で、もう1つショックだったことがあります。
それは、避妊のための注射(3ヵ月程度の持続効果だそうです)を十分な説明もないまま、
あるいは、説明しても、教育水準の高くない村人が理解できていないまま、
投与してしまう事例があるということでした。
注射でなく、手術として避妊させてしまうこともあるそうですが、
いずれにせよ、人権意識の低さや女性の地位の低さなどの問題を感じさせられました。

さて、JICAについて長くなってしまったので、
実はこのあとダッカ市内の事務所も訪問させて頂いたのですが、
その件については、また後日報告します。

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この日はスタツア最終日ということもあり、
バングラデシュで親しくなり、今回のスタツアで色々とお世話になった、
現地の日系企業の日本人社長と、その社長の現地スタッフの方のご厚意で、
バングラデシュのご家庭にお邪魔して、食事をご馳走になりました。
また後日、写真なども含めて、このブログに掲載したいと思います。


このあと、深夜2時の予定が3時半に遅延してしまった航空機に乗って、
無事日本に帰国することができました。


今後、一般公開の報告会や写真展なども開催します。
このブログでも日程など告知するので、お楽しみに!!

HK2日目!!10月26日

ぱてぃです。
HK2日目はというと、まず朝食はみんなでゲストハウス近くにある
HK料理屋さんへ行きました。
そのあとは。。。

解散!!!


つまり自由行動!!

1年女子、2年女子、しょうじさん、しもんさん、そんぴゅんさんと
5手に別れて行動しました。

1年女子はひたすら買い物の旅となりました。

夕方、ビクトリアピークのピークトラム乗り場で集合のはずが、1女は、タクシーで、
ぎくとリアピークのピークトラム降り場についてしまったそうな。

ビクトリアピークをさくっと説明しますと、香港のセントラル(中環)
というところにある山で、そこから見える夜景は100万ドルと言われています。
ちなみに冬になると100万が200万になるんだとかならないんだとか。。。
ビクトリアピークから夜景をみるためには、ビクトリアピークの中腹に行かなければ
ならなくて、多くの観光客は「ピークトラム」という山の急斜面をはしっているトラムに
乗りながら夜景を楽しみます!けっこうおもしろいんです!

しかし、TAXIで来てしまった私たちはピークトラムに乗れず。。

しかも夜景は濃霧のために霞んでいて。。。

でもまあきれいでした!

普段はもっときれいなんです!
また香港行ったらみてください!

結局かなりしてから全員が展望台のようなところで合流できました。


わたしは7年前まで香港に4年間住んでいたのですが、
当時とずいぶん変わっていました。
まずは物価。当時いたときよりも、けっこう高くなったきがします。
それと人のマナー。かなり良くなっていました。
私が住んでいた頃は、広東人は絶対に道を譲らなかたのに、
今回行ったときは、何人もの人が道を譲ってくれました。
あとは、町並み。かなりアメリカのブランドのセレクトショップや
直営店が増えていたように感じます。

けれども、当時住んでいた時は小学生、今は大学1年生。

かなりものごとを見る目もかわりました。

だから、もしかしたら、香港は当時の香港のままで、私自身が
変わってしまったのかなあ。。と思うと、なんだかさみしい気持ちになりました。


以上!!

10月30日

しもんです。

バングラデシュでの3日目は、

・オイスカというNGOを訪問
・オイスカの近くの小学校で写真撮影会

という二つのメインイベントがありました。

オイスカというNGOは、以前のたから紹介がありましたが、
バングラデシュにオーガニックによる農業技術を伝えることにより、底辺からバングラデシュの発展に貢献しようというNGOです。
http://aiesec-sp-bangladesh.blogspot.com/2008/10/ngo.html


ところで、バングラデシュでは食料自給率が100%を超えているのはご存知でしょうか?
僕はこの数字にまったく納得がいっていませんでした。アジア最貧国と言われている国が、100%を超えているという事実が何を根拠に述べられているのか?本当なのか?と。その疑問を解消できそうな訪問先として、オイスカは非常に楽しみな訪問先でした。

結果として、ある程度納得がいきました。

年に三回米が取れます。
洪水で肥沃な土地がどんどん運ばれてきます。
(もちろん)気温が温暖です。

このように農業が発展しやすい環境が整っている中、
研修している人たちに高いモチベーションを感じました。
オイスカで頑張れば、日本で研修を受けるチャンスが出てきます。
それがかなわなくても、田舎に戻れば、技術を生かして農業を行うことが出来ます。

他でも感じましたが、この国の人たちのバイタリティは非常に高いものがあります。
あえて陳腐に表現すれば「生きる」ことに対する意識の高さ。そういうものを感じました。




その後に近くの小学校を訪問したのですが・・・・・・・



もう、ものすごい勢いで囲まれました!
子供たちの好奇心と言うものはすごいですね。

ここで子供たちにとってもらった写真は写真展でも公開することになると思いますし、
他のメンバーがデジカメで子供たちにとってもらった写真を後日この記事にアップしたいと思います。
ここでもベンガル人のバイタリティというものを感じてしまいましたが、非常に楽しい時間でした。

ただ、心配なのは授業を混乱させてしまったのではないかということ。
訪問する側の責任として、気をつけなければいけないこともありますね。


この後は、オイスカでご飯をいただいたり(初めて手で食べました!)、近くの小さなマーケットをぶらぶらしたり、バングラデシュまで来てゴーカートにチャレンジしたり。

バングラデシュにも慣れてきて、非常に充実した一日に出来たと思います。
書きたいことが多すぎて書ききれないというのが本当のところです。
今はまったく整理できていませんね。文章にも出てしまっているのではないでしょうか(笑)

帰国後には、報告会・写真展以外にも、自分から発信する機会をどんどん作って行きたいと決意しています。


それでは一旦失礼します。
他のメンバーのブログも是非読んでくださいね。


では。