異常気象のような天気が最近続きますね。
さっきまでは晴天だったのに、急に「バケツをひっくりかえしたような雨」が降ってきたり。。。
ということで!今日は大雨にちなんで(?)、
バングラデシュにおける環境問題について投稿しま~す★
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1 ヒ素汚染
バングラデシュでは1億3千万人の人口のうち3千万人以上と言われる人々が
基準値を超える濃度のヒ素含む井戸水を毎日飲み続けている。(2006年度)
バングラデシュのヒ素汚染はもともと地層中に存在していた成分が
なんらかの要因で地下水に溶け込み、それを人々が飲料水などに利用することで起きていると
考えられている。
ヒ素に汚染された水を数年から数十年にわたって飲み続けると皮膚の色素沈着や角化症を起こし、
その後胃腸炎、肝障害、心臓血管系循環障害などが多くの臓器に発症し
最悪の場合は発ガンにいたる。
ヒ素汚染の対策としては主にヒ素除去装置を井戸にとりつけるか、
あるいは他の水源を確保するという2通りがある。
当初は簡易な除去装置などが次々と考案されたが、
除去後どうしても残ってしまうヒ素のごみをどう処理するのかという問題が未だ解決されていない。
他の水源を確保する方法としては、①雨水を直接利用②池の水を浄化し利用
③掘り抜き井戸④深井戸の4つが挙げられる。しかしこれらの対策も乾季や井戸自体のヒ素汚染、
バクテリアなどの問題から、有効的とは言い難い。
2 水不足
バングラデシュの首都ダッカでは、乾季に深刻な水不足にみまわれる。
人々は飲み水を確保するために遠いところまで大きな容器を持って行かなければならない。
その役割を果たすものの多くは子どもである。子どもは学校ではなく、水汲み場に毎日通うのだ。
また、今日では温暖化による海面上昇で、井戸に海水が入り込む村が続出し、
いっそう安全な飲み水の確保が困難になっている。
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なんかえらそうな口調でかいてしまいました。
わたしたちの生活を振り返ると。。。
蛇口を開けば透き通った水が滞ることなく流れ出てくる。しかも、水汲み場までわざわざ行かなくても、家の中で。
わたしたちの日常生活であたりまえのことが、あたりまえではないバングラデシュ。
どれほどの恩恵をわたしたちは日々享受しているのか、ひとりひとりもう少し自覚し。感謝する必要があるのではないか。
少し長くなってしまいましたが、次回はそんぴゅんさんです★
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