こんにちは、1年の常岡香里です☆
オリンピックは後半戦ですが・・・
みなさん、日本×アメリカの女子ソフトボールの試合は見ましたか?!
五連覇を目指すアメリカを破っての金です!!!!まさに悲願ですよね!!!
普段はスポーツ観戦など全くしない私ですが、今回はついずーっと見てしまいました♪
上野選手の活躍や、チーム全体の強い意志とやる気を見ている内に、なんだか元気をもらいました!
さて、本日は定例のミーティング後半で、
社会企業家に関するDVDを鑑賞しました。
とても分かりやすい内容であったと同時に、
多くを考えさせてくれるものであったので、
ぜひ紹介したいと思います!
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DVDの内容は、イギリス人のサフィア・ミニーという女性のドキュメンタリーです。
このミニーさんという方は、フェアトレードカンパニー株式会社という、
環境と共存できる公正な貿易「フェアトレード」を行う会社の創設者です。
彼女が結成したピープルツリーという、
NGO「グローバル・ヴィレッジ」のフェアトレード事業部門があり、
日本でも表参道にお店があるそうなので、
これを読み終わって少しでも興味をもったなら、ぜひ一度お店を覗いたり
HPをみてみたりしてください☆
http://www.peopletree.co.uk/
彼女は番組の中で、フェアトレードにとてもこだわっていました。
フェアトレードを行うことで、アジアやアフリカ、中南米などの農村地域や都市のスラムなどに暮らす人びとに、
仕事の機会を提供し、それによって
貧しい人びとが自らの力で暮らしを向上させることを支援できると考えています。
バングラデシュは最貧国の1つと言われ、
失業者であふれています。
職があったとしても、良くて1日100タカ(日本円にして170円)、
多くの人は1日50円以下で生活している人が多いのが現状だそうです。
DVDに映っていた農業で暮らしをたてている人々は
「皆がご飯を満足に食べれるようになりたい。」
「子供に勉強をさせてやりたい。」
「牛を買いたい。」
と願っていました。
当然彼らも貧困から脱したい、という強い思いがあります。
それはDVDを見ていて強く伝わってきました。
しかし、彼らの力では、政府ですら解決することのできない貧困を解決することは不可能です。
そこでミニーさんたちは、オーガニック・コットンの栽培を提案し、
農薬栽培したコットンより高値で買い取り、
人々の暮らしを自分たちで向上させられるような機会を与えているそうです。
ただ単に、モノや資金を援助するという形ではなく、
自分たちの力で貧困を脱する手助けをする、
ということがミニーさんにとって重要なのかな、と感じました。
このDVDの中で、貧困のため教育が受けられず、
文字が読めないため、
農薬を素手で扱った結果爪が変色してしまったおじいさんが登場していました。
おじいさんが映っていたのはほんの僅かな時間でしたが、
識字率が低いということはこういうことなのか、
と見せ付けられたようで、個人的にとても大きな衝撃をうけました。
また、彼らにとっては、それが当たり前となってしまっていることも、
大変恐ろしいことであると感じました。
しかし一方で、
幸せになりたいという思いから、
オーガニック・コットンを栽培してみよう
と決めた人の目は本当にキラキラしていて、
力強く生きている人々がとても印象的でした。
バングラデシュの現状を見るということは、見たくなかったものや、
知らん振りしていたものを見ることなのかもしれないません。
しかし、そういうものをしっかりと受け止めるために
今回スタディーツアーに行くと決めたので、
しっかりと見てきたいと思います!
ミニーさんがおこなっている事業も、
重度の低所得者を救えるところまではいっていないし、
フェアトレードにも限界はあるそうで、
良い点と悪い点両方があることは間違いないというお話も聞きました。
その点については、また別の機会にじっくり考えたいと思います。
ずいぶん長くなってしまってすみません。
次はのたです♪お願いします☆
2 件のコメント:
ピープル・ツリー見てみました。日本語のサイトがありましたよ。ご参考までに。
http://www.peopletree.co.jp/
常岡です
匿名さん、コメントありがとうございます。
ブログの中で貼り付けたアドレスは日本語のものだと勘違いしていたので、日本語版のものを教えていただき、大変ありがとうございます。
ぜひ見てみたいと思います。
今後ともこのブログをぜひよろしくお願いいたします。
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