こんばんは!のたです。
ここ数日、日本国内のニュースは汚染米の話題でもちきりですね。
ふと外国に目を向けてみると、中国では”汚染粉ミルク”の問題が浮上しています。
事件の黒幕は中国最大手粉ミルクメーカーなんだそうですよ。
”食品偽造”という言葉を使い・聞き慣れてしまった現代社会。
なんだか悲しいですね。
さて、本題です。
今月13日(土)、ブロードキャスターでバングラデシュについての紹介がありました。
このコーナー自体は短かったですが、現地に根付く”エコ”のサイクルを知ることで
バングラデシュの新しい面を知ることができ、興味深かったです!
内容をぜひ、このブログ上でみなさんと共有したいと思います。
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VTRはチッタゴンにある船舶解体所の様子から始まります。
海岸には50隻もの外国(おもに日本や台湾など、アジア)製の船舶が”廃棄”されています。
遠くからのアングルで見てみると、アリのように小さく見える労働者たちがたくさん。
大胆にも機械で船舶を真っ二つに。その瞬間、大量の粉塵が舞います。
彼らは大人数で、 早ければ1隻あたり3ヶ月ほどで解体していくそうです。
バングラデシュ国内に流通する鉄のほとんどは、
実はこういった廃棄物の中から再利用、加工されたものなんだそうですよ!
トイレの便器など、船舶に付属していたものもそのまま再利用されます。
続いて、ダッカの街をキャスターが訪れるのですが・・・
そこにおいても、ゴミの中からプラスチックの断片・ガラスの破片を
回収する作業につく労働者の姿が見受けられます。
ここで回収されたものもまた、再利用されていきます。(例:ガラス→電球に。)
VTRの最後では、バングラデシュと日本のゴミ処理場の比較がされていました。
上でも説明したとおり、バングラデシュでは再利用できるものは回収されます。
最後に残るのはほとんどが生ゴミ。
生きるために、ここからわずかな資源を回収する人々(Waste Picker)もいます。
それに対して日本のゴミ処理場では、
何の問題もなく使えるカメラさえ、ゴミとして廃棄処分されている現状。
いったいこの差は何なのでしょうか?
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バングラデシュにおいて、これらのリサイクルがうまくいくは、
もちろん現地の労働力の多さや人件費の安さetc..があってこそのものです。
実際この状況を日本と比較することは現実的ではないと思いますし、
この比較を通して何か一つの結論が出るわけではありません。ただ・・
番組内では、
バングラデシュにおいて人口増加が著しいことから、
この国を”2050年の世界の縮図”として紹介しています。
あと数十年後かそのもっと先、天然資源が底をつき、
私たちが究極の”エコ”生活をしなければならない状況になったら???
このことを考えると、やはりバングラデシュに根付くこの文化から、
何か学ぶべきところがあるのではないかな~と考えてしまいます。
スタディーツアーまであと1ヶ月ほどとなりましたが、
バングラデシュについてまだまだ知らないことがたくさんあります。
現地に旅立つまでに、色々な角度からこの国のことを見て、
知っていきたいと思います。
それでは、今回はこの辺で。
次の方の更新をお楽しみに☆
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