2008年9月3日水曜日

こんばんは。3年のしもんです。
福田首相の突然の辞任には驚きましたね。
日本の政治はどうなっていくのでしょうか・・・

政治の話を出しましたが、
日本からのバングラデシュへの支援はどのように行われているのでしょうか?
今日は、その中でもバングラデシュ・モデルと呼ばれる、在バングラデシュ日本大使館の試みについて簡単にご案内したいと思います。


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バングラデシュモデルとは、定義で言えば

現地日本大使館、 JICAJBICJETROが、政策、実施の両面で可能な限り共同し、かつ限られた リソース(特に人的資源)を有効活用すること(「選択・集中・連携」)を通じて、制約要因を克服し、より一貫性、一体性の高い援助の実施を目指す。(転載)

ということなんですけれども、簡単に言えば、日本のいろんな機関が別々に活動するのではなく、情報を共有したり、ターゲットを絞ったりして、「オールジャパンとして」効果的な支援を行っていこうとする試験的な取り組みのことで、

(1)経済成長(インフラ整備など)
(2)社会開発と人間の安全保障(教育、環境分野の改善、災害対策など)
(3)ガバナンス(ガバナンスの改善など)

を重点的に行っているそうです。

具体的には、上下水道の整備だったり、以前このブログでも紹介されたヒ素対策が住民の協力のもと行われているそうです。情報共有の手段として、定期的な勉強会の開催なども行っていますね。

このモデルで成功事例が蓄積されていけば、日本のODA支援のロールモデルとなるわけですから、バングラデシュの支援に日本政府はかなりのエネルギーを投入していると言えそうですね。


今回は簡単なご紹介でしたし、JICAの青年海外協力隊、JETROによる情報発信など、他の支援も行われておりますので、ご興味がある方は、以下の参考URLからぜひ足を伸ばしてみてください。

では、またお会いしましょう。

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参考URL
http://www.bd.emb-japan.go.jp/jp/bdmodel/
(在バングラデシュ日本大使館のバングラデシュモデル特集のページ)

http://www.jetro.go.jp/world/asia/bd/
JETROのバングラデシュの紹介ページ)

http://hotangle.jica.go.jp/asia_pacific/ban/
JICA、世界HOTアングルという現地で活動している人々による記事が載っています。)






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