ゆうりです。
先日、英語の授業で「THE BIG ONE」というドキュメンタリーを見ました。
「ボーリング・フォー・コロンバイン」や「華氏911」のマイケル・ムーア氏の監督です。
その中で一番印象に残ったシーンを紹介したいと思います。
マイケル・ムーアと某世界的シューズメーカーのCEOが対談するシーン。
そのブランドがインドネシアに持つ工場では、
10代の女性が1時間40セント(=40円くらい)以下で働いていたのです。
アメリカでは1足も靴を作っていませんでした。
他にも、東南アジアに所在する工場での
長時間労働、強制労働、性的行為の強要を行っていたという事実が報告されています。
更にショックだったのは、
撮影当時そのCEOはインドネシアに一度も行ったことが無かったという事実。
企業が大きくなりすぎると末端まで見渡す事が出来ないのは当然でしょう。
しかしムーアとの対談で工場の悲惨な状況を突きつけられても
改善に取り組まない利潤第一主義は狂気ではないでしょうか。
その後NGOや学生などの活動により、
工場の従業員の年齢下限を16歳から18歳に引き上げたり、
NGOによる工場内査を認めたりしたようですが、
未だに児童労働が行われているという指摘があるそうです。
THE BIG ONE、10年ほど前の作品ではありますが、お勧めです。
もし見たことがない方がいたら、
チャップリンの「モダンタイムス」や「独裁者」もお勧めします☆
では、次の人お願いします。
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