1年・ゆうりです。
今日はゆりえが担当の予定でしたが、
ゆりえのPCがネットに繋がらなくなってしまったので交代です。
まずバトンへの答え。
スタツアで経験したい事は、
自分の目で先進国の搾取の結果を見ること、です。
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前回、書評でアジア最貧国の現状に衝撃を受けたと書きましたが、
あれからまた新しい情報を得たので、紹介したいと思います。
主に女性の権利についてです。
バングラデシュは男性上位社会です。
バングラの古くからの諺で、
「娘を育てることは隣の家の木に水をやるようなもの」というものがあります。
つまり、『娘は結婚して家を出るので娘に投資するのは無駄であり、
また娘から家族への貢献も期待していない』、ということです。
女性たちは慣習として、外出することも喜ばれません。
バングラで家計を切り盛りしているのは男性なので、
女性は自分のサリーを買うのも夫や息子に頼むのがほとんどで、
お金に触った事がない人もいるのだそうです。
離婚や死別などで夫の収入がなくなっても、
市場に出て商売をするなどもってのほか。
女性が何か(主に夫)に依存しなければ生きていけない社会構成なのです。
夫から虐待を受けることも珍しくなく、
さらに息子夫婦から追い出されて家を失ってしまうこともある。
そうなっても実家にも帰れない。
このような状況で、女性たちは
「自分は価値のない存在だ」と思うようになってしまったりするのです。
結婚持参金や児童婚も大きな問題です。
持参金の支払が滞ると花嫁に対する暴力や、殺害に至ることもあるといいます・・・。
ただ、今回の資料は25年ほど前の調査をまとめたものなので、
現在では、状況はかなり改善されているようです。
スタツアまでに色んな情報を得て、現場で見る対象を絞って行きたいです。
今回 読んだのは「バングラデシュに生きる女たち」という資料です。
本屋さんには無いかもしれませんが、図書館に行けば置いてあるのではないかと思います。
ぜひ。
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明日の担当は3年生・あきこさんです。
入会のとき親身になって相談にのってくれた、ステキな先輩です。
局のリーダーもされているカッコいい方です☆
バトンのお題は、「スタツアへの参加動機」にします♪
では、宜しくお願いします。
2 件のコメント:
こんにちは。
バングラデシュの”女性の権利”について補足です。
イスラム教では女性は男性の所有物と考えることが多いようです。
しかし、男性は女性を守ることが義務となっています。
女性は家の中を、男性は家の外に対して義務を負います。
女性が外を出歩かせないのは、女性は弱い存在であり、男性の庇護が必要なので、
女性だけで歩かせるわけにはゆかないということです。
最近では結婚するときには契約書をお互いに取り交わして、
女性を離婚する際には持参金以上の違約金を支払う契約をする、
なんてこともあるそうです。
匿名さん、コメント有難うございます。
女性の外出が喜ばれない背景にはそういった理由があったのですね。
また、違約金の情報にも触れた事がありませんでした。
ありがとうございます。
ご指摘を受けて、一部ブログ本文を修正しておきました。
自分でも調べようと思います。
私は文章にどうしても「途上国」へのバイアスが多く入ってしまうので、
出国前の準備期間で思い込みを何とか少しでも減らして、
ブログの質も上げていこうと思っています。
ありがとうございました。
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