2008年10月20日月曜日

軍事

こんにちは。しもんです。

国会で新テロ法がサクサクと進んでいます。
総選挙間近で焦る気持ちはまったくわかりませんしわかりたくもないです。
バングラデシュでも総選挙が近く、政情が不安定になっているそうで、
本来国民の意思を反映する手段である選挙が政治の道具にされているのは至極残念ですね。

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さて、新テロ法ということで自衛隊についてのアンテナが高くなっている関係で、
「バングラデシュの国防」ってどうなっているのだろうと興味がわきました。
戦争がある国ではないので、そんなに多くないだろうと簡単に調べてみたところ・・・

○バングラデシュ 2005/2006年度

(1)予算 424.5億タカ=約6億ドル
(2)兵役 志願制
(3)兵力 陸軍12万人、海軍1万人、空軍6,500人

○日本(自衛隊)

(1)予算 4兆8000億円(2007年度)=約500億ドル
(2)兵役 志願制
(3)兵力 陸自15万人、海自約4,5万人、空軍4,5万人

○インド
(1)予算 223億ドル(2006年度)
(2)兵役 志願制
(3)兵力 陸軍110万人、海軍5.5万人、空軍16万人


予想以上でした。国土が日本の4分の1しかないバングラデシュに陸上兵力が12万も存在するという事実。お隣の国インドには陸上兵力が110万人もいるという事実。(ただどの国も陸上兵力は人口の約0.1~0.15%ではありますね。)
途上国における国防の地位は非常に高いものがありますが、バングラデシュもその例に漏れていないということに気付かされました。
それに、バングラデシュとインドに挟まれた日本も見逃さないようにしたいですね。日本の人口の0.2%は自衛隊員です。それに気付いている人は日本にどれだけいるのでしょうか。


僕はシロウトですし、国防には非常にお金がかかるものだとも知ってはいるので、3国の国防費に非常に大きなお金が使われているからといって、全部を否定はしません。途上国においても、そして日本でも、少なからず安全が保たれているのでしょうし、視点を変えれば安定した就職先かもしれない。
軍が落とすお金は経済を活性化させますし、軍の力の背景があるからこそ、安定している政権があることも事実です。

ただ、ほんの少しでも軍事費を減らして、何か別のことに使えたら。
そう思い直さずにはいられませんでした。


さて、出国まで1週間を切りました。
親が心配して毎日電話をかけてきます。勉強会の時に一番ビビっていた男の子はほかならぬ僕です。
昨日高校の友人と電話をした際、「万が一帰ってこなかったらごめん」と伝えました(笑)

次に投稿するのは現地からになりそうです。
では、またお会いしましょう。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

こんにちは。
バングラデシュでは軍へ就職することは、けっこういい生活が出来るということで
人気があります。
高校や大学の上位成績者、スポーツで優秀な人も軍に就職することが多いです。

一般の人も警察官には敬意は払いませんが、軍には良い印象を持っているようです。

shimony さんのコメント...

adachiさん

いつもコメントありがとうございます。
一般の人が軍に対して悪くない印象を持っているというのは驚きですね。
そういえば現政権は軍による選挙管理内閣だそうですが、意外と安定しているとか。

以前授業で、途上国における軍のプレゼンスは非常に大きいものがあると学びましたが、力による支持だけでなく、優秀な人材が集まるというのもそれに関係しているのかも知れませんね。

明日(25日)出国です。
初めて海外に出る僕はただ呆然とするかもしれませんが、何かを得られるよう、頑張ってきたいと思います。